地方公務員を目指しているお子様をお持ちの保護者の方へ、気になる情報を詳しく解説します。

地方公務員を目指しているお子様をお持ちの保護者の方へ

市町村区の業務を行って住民に奉仕するやりがいのある仕事

地方公務員の仕事は地方自治体に所属して業務を行います。
そのため突出した安定性がありリストラなどの心配がありません。
保護者様へのアンケートで、「子供になって欲しい職業」のトップになることも多い人気の職種です。
地方公務員は採用に区分があり、その職種は多く色々な業務に携わっています。
まずなりたい職種を選んで勉強していくのですが、試験項目は多く難関です。
・行政職は市役所などに代表される窓口業務を行うところです。
市町村区役所では住民票の交付などを行っていますが、他にも年金関係の手続きやパスポートの発行、介護保険などについても窓口業務を行っています。
・技術職は建築や土木関係の専門的作業に携わります。
・労務職員は日々の業務を行っている職員で、学校の用務員や給食の調理師などです。
他には消防署や学校の先生、市町村の病院の医師や看護師なども地方公務員に当たります。
地方公務員の事務系の仕事は窓口で住民の対応を行い、書類を作成し管理することです。
新規で開拓するような仕事はなく、今まで続いてきた仕事をコツコツとこなすことが多いです。
法律が改正されると書類を差し替えたりして忙しくなります。
また災害が起こった場合は、その後の住民のフォローを行うなど業務が増えます。
上記以外で通常のときに残業はほとんど無く、定時で帰宅できるところがメリットです。
そのため副業を考える人も多いのですが、公務員の副業は服務規程違反となり禁止されています。
このように仕事に関して心配が要らず、お子様と過ごす時間を充実できるメリットがあります。
仕事が不安定だと家族としてゆったりした時間を持ちにくいからです。

安定性はピカイチで解雇の心配も無い

公務員のメリットと言えば倒産の危険が無く、急にリストラされることもないところです。

利益を追求しなくて良いため民間のような競争がありません。
そのため派手なところはありませんが地道に働けて、ストレスが少ないです。
離職する人が民間よりかなり少ないことからも、それがわかります。
お子様が一つのことに集中する研究者肌であれば技術職もおすすめです。
予算や納期に囚われずに、住民のためになる研究を存分に行えるからです。
地方公務員のイメージを無個性だという人がおられますが全くの見当違いで、地方公務員だからこそ自由な発想を持って業務に携わることが出来るのです。

多様化する地方公務員の仕事内容

テレビタレントや番組だけではなく、地方公務員個人が注目されるのが最近の傾向です。
そのため人気のある地方公務員が、バラエティー番組にゲストとして参加する姿も多く見られるようになりました。
本来は司会、進行をする立場だった地方公務員が、ゲストになるほどのキャラクターを持つようになったのです。
そのため一層実力が無いと抜きん出ることが難しくなりました。
受け身でいるのではなく、常に自分を高めていく意識が必要です。
地方公務員になることが今の目標ですが、どのような地方公務員になるのかと自分に問いかけて努力し続ける人が大きく成功するのです。
それは地方公務員としてだけではなく人間としての大きな成長に繋がります。