地方公務員になるまでのステップは?気になる情報を詳しく解説します。

地方公務員になるまでのステップ

1次試験と面接が重要!

地方公務員になるには、各自治体が行う採用試験を受けて合格する必要があります。
まず自分がどのような職種で地方公務員になりたいか決めて、採用スケジュールを確認しましょう。
地方自治体やなりたい職種で全くスケジュールが違うため、慎重に確認することが大事です。
試験項目は主に「教養に関する筆記試験」「専門的な分野に関する筆記試験」「論文」「面接」などが行われ、職種によっては身長と体重の基準を満たす「身体的条件」が必要なこともあります。
公務員採用試験は「公告」されて受験案内が発表されます。
採用されたい自治体の職種によって違うので公告内容を確認しましょう。
申し込みは郵送や自治体へ持参、インターネットなどです。
その後1次試験が行われてマークシート方式の教養試験と専門試験を受けます。
この1次試験の結果が後の合否を大きく左右します。
その後は職種によって記述式の専門試験や論文、面接などが行われます。
1次試験の結果をクリアすると次に重要なのが「面接」です。
公務員は特に人物を見られて採用が決まります。
民間でも変わりはないのですが公務員にとって、「不祥事」は特に避けたいので、誠実で勤勉な人物を求める傾向が強いです。
その後に自治体から合否について通知が来ます。
なりたい職業についてイメージしか湧かず、実際に採用されてからの職務が不安な人は職場訪問などを行っている自治体があるので、申し込みをしておきましょう。
公示していなくても問い合わせを行えば対応して貰える可能性が高いです。

学習項目が多いのでスケジュール管理をしっかりと。

地方公務員採用試験はなりたい職種にもよりますが、30項目もの勉強をこなす必要があります。
やみくもに勉強を始めても、手を付けられない科目が出て時間切れになってしまうので、出題科目と出題数を把握しましょう。
その数が多い科目から重点的に勉強します。
しかし試験に出る範囲が広いため、出題範囲の勉強を広く浅く行う必要があります。
つまり出題数の多い科目を勉強しながら、広く浅い勉強も行う二本立てで行う必要があります。
独学で勉強するには、よほどの覚悟と綿密なスケジュール管理能力が必要です。
働きながら空いている時間に通信講座で学習したり、公務員試験対策を行っている予備校へ通うと合格率が上がります。
予備校へ通うメリットは最新の情報を入手できることなので、情報取得に関する手間がかからず勉強だけに集中できます。

スクールに通わないでも地方公務員になれる?

地方公務員の資質は相手に伝わる話し方で正確に伝えることです。
地方公務員になるために生まれてきたような資質の人もいますが、就職試験の倍率はかなり高く独学では不可能に近いです。
筆記試験だけではなく原稿を読む実技試験も行われるので、地方公務員としての基本的な話し方はマスターしておかなければなりません。
優秀で自信にあふれた人が集まりやすい職種のため、合格するには普通以上のレベルを持って試験に臨みたいからです。
地方公務員スクールに通うメリットは、他の学生と交流が出来て最新の情報を得られることなので、出来ればスクールに通いたいですね。

地方公務員になるという強い信念が必要

テレビ局で求人を行う際には、制作や管理、カメラマンなどの項目に分けて募集します。
地方公務員もその一つで、例えば制作などでテレビ局に就職出来ても、そこから地方公務員へ職務変更は出来ません。
キー局の地方公務員は人気で、1000倍以上もの倍率になります。
地方のテレビ局でも狭き門であることには変わりありません。
地方公務員を志望する学生は早くから準備をしている人が多いです。
大学に入学してミスコンテストにエントリーするのも、地方公務員になるために少しでも注目度を上げるためです。
超難関の採用試験に不合格だった場合、わざと留年して「新卒」として再度試験を受ける人もいるほど熱意を持って受ける人が多いです。
「絶対に地方公務員になる」と強い信念を持って自分を信じることが大事です。